ここまで、NBA各チームの移籍や戦力について調べながら、2026-27シーズンの順位を考えてきた。
まだ開幕前なので、新加入選手がチームに合うかは分からない。
新人や2年目の選手が一気に成長する可能性もあれば、主力の負傷やシーズン途中のトレードによって状況が変わることもある。
それでも、いつまでも戦力分析を続けているとシーズンが始まってしまう。
そこで今回は、2026年8月11日時点での東西順位予想をまとめて、今季の戦力分析を終わりにしたい。
もちろん、専門家による予想ではない。
一人のNBAファンが、各チームの現在の戦力、選手層、健康状態、若手の成長などを見ながら考えた順位である。
東地区の順位予想
1位 マイアミ・ヒート
ヤニス・アデトクンボを獲得したヒートを1位と予想した。
ヤニスの健康状態という不安はあるが、出場できれば試合への影響力は今でも圧倒的だ。優勝を狙うチームとして、東で最も分かりやすい強さを持っている。
2位 クリーブランド・キャバリアーズ
選手層とレギュラーシーズンの安定感を評価した。
上位進出には、ドノバン・ミッチェルやエバン・モブリーを中心とした戦力が、プレーオフでも同じ強さを発揮できるかが重要になる。
3位 ニューヨーク・ニックス
前回王者として、今季も優勝候補から外すことはできない。
一方で、長いプレーオフを戦った疲労や主力への負担を考え、レギュラーシーズンは3位と予想した。
4位 フィラデルフィア・76ers
健康なら、東の上位を争えるだけの選手がそろっている。
ただし、エンビードをはじめとする主力がどれだけ試合に出られるかによって、順位が大きく変わるチームでもある。
5位 ボストン・セルティックス
ジェイソン・テイタムを中心に、簡単には崩れないチームだと思う。
ただ、今季だけでなく、その先も見据えながら戦う可能性がある。優勝争いより少し下の5位と予想した。
6位 デトロイト・ピストンズ
若手の成長だけでなく、チームとして勝つ形が見え始めている。
勢いだけで終わらず、東の上位に定着できるかを確認したい。
7位 インディアナ・ペイサーズ
タイリース・ハリバートンが今季中に復帰予定であることを考慮して7位とした。
復帰時期や本来の動きを取り戻すまでに必要な時間は分からない。それでも、健康なハリバートンにはチームを上位へ引き上げる力がある。
8位 オーランド・マジック
守備力と若い主力を考えれば、大きく順位を落とすとは考えにくい。
課題は、接戦になったときに安定して得点を作れるかどうかだと思う。
9位 トロント・ラプターズ
若手の成長と現在の戦力を考えれば、プレーイン圏内には入ると予想した。
ただし、上位チームと比べると、シーズンを通して勝敗を安定させられるかは未知数だ。
10位 アトランタ・ホークス
得点力はあるが、守備や試合ごとの安定感には不安が残る。
うまく噛み合えばさらに上へ行ける一方、少し崩れるとプレーイン圏外まで落ちる可能性もある。
11位 ミルウォーキー・バックス
ヤニスとボビー・ポーティスを失ったが、何も残っていないチームではない。
タイラー・ヘロ、ハイメ・ハケスJr.、ケルエル・ウェアなどを獲得し、既存戦力も含めれば選手層は厚い。スターの力ではなく、複数の選手で勝つチームへ変われるかが注目点になる。
12位 ワシントン・ウィザーズ
トレイ・ヤング、アンソニー・デイビス、全体1位指名のAJ・ディバンツァがそろう。
名前だけを見れば、もっと上でも不思議ではない。ただし、ADの健康状態と、新しいチームが形になるまでの時間を考えて12位とした。
13位 シャーロット・ホーネッツ
コン・クニッペルは新人年に平均18.5得点を記録し、3ポイント成功率42.5%という結果を残した。
新人への期待ではなく、すでにNBAで結果を出した若手がいることは大きい。ラメロ・ボールが抜けたあと、クニッペルとブランドン・ミラーを中心に新しい形を作れるかに注目したい。
14位 シカゴ・ブルズ
全体4位指名のケイレブ・ウィルソンは、サマーリーグで非常に大きな可能性を見せた。
ブルズはガードだけに頼るチームから変わろうとしている。ただし、サマーリーグの活躍をそのままレギュラーシーズンへ当てはめることはできない。今季は順位より、若手の成長を見るシーズンになると考えた。
15位 ブルックリン・ネッツ
若手の育成と将来へ向けたチーム作りを優先する可能性が高い。
勝てる試合があっても、82試合を通して順位を上げるだけの安定感はないと判断し、東の最下位と予想した。
西地区の順位予想
1位 オクラホマシティ・サンダー
選手層、若さ、完成度を考え、西の1位はサンダーと予想した。
主力がさらに成長する可能性まであり、レギュラーシーズンでは最も安定して勝てるチームだと思う。
2位 サンアントニオ・スパーズ
ウェンバンヤマを中心に、若手の成長と補強が順位へつながる段階に入った。
期待だけで2位に置いたわけではない。今季は本格的に西の優勝争いへ加わると予想する。
3位 デンバー・ナゲッツ
ヨキッチがいる限り、ナゲッツを大きく下へ置くことはできない。
主力への負担や選手層には不安があるが、試合を勝つ方法を知っているチームだ。
4位 ミネソタ・ティンバーウルブズ
アンソニー・エドワーズを中心に、攻守で高い力を持っている。
ただし、今季はラメロ・ボールを加えたことで攻撃の形が変わる。才能が増えたことと、勝ちやすいチームになることは同じではない。ボール配分と守備のバランスが鍵になる。
5位 ヒューストン・ロケッツ
KDとシェングンのどちらが中心になるのか、それとも状況によって使い分けるのか。
戦力は優勝候補に入る。ただし、レギュラーシーズンでは年齢や負傷への配慮も必要になると考え、5位と予想した。
6位 ロサンゼルス・レイカーズ
ルカ・ドンチッチを中心に、得点力だけなら上位を狙える。
一方で、守備と選手層には確認したい部分が残る。レギュラーシーズンは6位前後が現実的だと思う。
7位 ポートランド・トレイルブレイザーズ
ジャ・モラントを獲得し、リラードも今季中の復帰が予定されている。
ただし、モラント、リラード、スクート・ヘンダーソンらの役割分担は簡単ではない。上限は高いが不確定要素も多いため7位とした。
8位 フェニックス・サンズ
個人で得点できる選手がそろい、レギュラーシーズンで大きく崩れるとは考えにくい。
ただし、優勝候補として見るには、守備やプレーオフでの戦い方に不安が残る。
9位 ゴールデンステート・ウォリアーズ
経験と試合運びでは、今でも無視できないチームだ。
しかし、主力の年齢を考えると、82試合を通して上位を維持するのは難しい。健康であれば順位を上げる可能性はある。
10位 ダラス・マーベリックス
クーパー・フラッグを中心に、将来へ向けた楽しみが非常に多い。
一方で、新人に大きな役割を任せるチームは結果が安定しにくい。フラッグの成長を見ながら、プレーイン進出を狙うシーズンになると予想した。
11位 ロサンゼルス・クリッパーズ
カワイ・レナードが残り、健康にプレーできれば10位以内へ入る力はある。
ただし、カワイの健康状態と去就には不確定要素がある。実力ではなく、シーズンを通して計算できるかという点で11位とした。
12位 サクラメント・キングス
ラビーン、サボニス、モンク、キーガン・マレーなど、得点を作れる選手はそろっている。
全体7位指名のダリアス・アカフも加わった。攻撃力はあるが、守備で相手を止められるかが順位を左右する。
13位 ユタ・ジャズ
ラウリ・マルカネンとジャレン・ジャクソンJr.のフロントコートは強力だ。
さらに全体2位指名のダーリン・ピーターソンと2年目のエース・ベイリーがいる。若手が予想以上に早く成長すれば、プレーイン圏内まで上がる可能性もある。
14位 ニューオーリンズ・ペリカンズ
ザイオン・ウィリアムソンは、健康であれば今でも優れた選手だ。
ただ、毎年「健康なら」と考えて順位を上げることはできない。昨季は62試合に出場したが、チームは26勝56敗だった。
今季は、健康を維持するだけでなく、実際にチームを勝たせられることを証明する必要がある。
15位 メンフィス・グリズリーズ
ジャ・モラント、ジャレン・ジャクソンJr.、デズモンド・ベインを中心とした時代は終わった。
今季は全体3位指名のキャメロン・ブーザーを中心に、新しいチームを作るシーズンになる。ブーザーが活躍しても、新人一人で順位を大きく上げるのは難しいと考えた。
順位予想で最も難しかったこと
今回の順位予想で難しかったのは、選手の名前だけでは判断できないことだった。
スター選手が多くても、ボールを持ちたい選手ばかりでは噛み合わないかもしれない。
反対に、絶対的なスターがいなくても、役割が明確で選手層が厚いチームは、レギュラーシーズンで安定して勝つ可能性がある。
新人や2年目の選手についても同じだ。
サマーリーグで活躍したからといって、すぐにNBAで同じ結果を残せるとは限らない。しかし、若手が予想以上の成長を見せれば、今回の順位が大きく外れる可能性もある。
特に、ブルズ、ジャズ、ウィザーズ、グリズリーズなどは、若手の成長によって評価が変わりやすいチームだと思う。
まとめ
以上が、2026年8月11日時点での東西順位予想である。
予想なので、当然外れる。
むしろ、シーズンが始まったあとに、
なぜ、このチームをこの順位にしたのか。
実際には、何が予想と違ったのか。
を確認することにも意味があると思う。
大型トレードや重大な負傷があれば、開幕前でも状況は変わる。
それでも、現時点ではこの順位で戦力分析を終わりにしたい。
あとは実際の試合を見ながら、この予想がどれくらい当たるのか、どれくらい外れるのかを楽しもうと思う。


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