防災グッズ39点セットはこれだけで足りる?Defend Future Relief2の中身を確認してみた

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※商品情報は2026年7月31日時点のものです。価格や内容、在庫状況は変更される可能性があるため、購入前に公式商品ページをご確認ください。
※筆者は現時点で本商品を実際に使用していません。公式情報をもとに内容を確認した記事です。

防災グッズを用意した方がいい。

それは分かっている。

でも、いざ自分でそろえようとすると、何が必要なのか分からない。

水や食料、ライトにラジオ。簡易トイレや救急用品も必要そうだし、全部を別々に選ぶのは結構面倒だ。

そんな中で見つけたのが、防災士が選んだ「Defend Future 防災セット1人用 Relief2」。

A8.netでは、防災用品39点セットとして紹介されていた。

ただ、ここで気になるのが、

「39点も入っているなら、これだけで大丈夫なのか?」

ということ。

中身を調べてみると、防災を始めるための基本セットとしては便利そうだった。

一方で、これさえ買えば何も追加しなくていい、という商品ではなかった。

Defend Future Relief2の基本情報

2026年7月31日に公式サイトで確認できた情報は、次のとおり。

  • 商品名:Defend Future 防災セット1人用 Relief2
  • 価格:14,800円(税込)
  • 送料:全国一律無料
  • 1人用の防災セット
  • 防災士監修
  • リュックにすべて詰めても、容量の約3分の1に余裕あり
  • 全部入れた状態の重さ:約5.4kg
  • リュックには撥水加工あり

価格や内容は変更される可能性があるため、注文前に最新情報を確認してほしい。

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特に便利だと思ったのはダイナモラジオライト

セットの中で特に便利そうなのが、ダイナモラジオライト。

主な機能は、

  • LEDライト
  • AM・FMラジオ
  • 緊急サイレン
  • モバイルバッテリー
  • 手回し充電
  • USB充電
  • 乾電池

災害時には停電だけでなく、スマートフォンの通信が不安定になる可能性もある。

テレビやインターネットが使えないとき、ラジオが情報収集の手段になる。

手回し、USB、乾電池の3通りで充電できるため、電源が確保できない状況も考えられている。

iPhone用、USB Type-C用、microUSB Type-B用の変換アダプターも付属している。

ただし、スマートフォンを普段どおり何度も満充電できるとは限らない。モバイルバッテリー機能は、緊急時の補助として考えた方がよさそうだ。

非常食はご飯・カレー・ようかん

公式の商品内容一覧で確認できた食料は、次のとおり。

  • 尾西の白飯:1食
  • 尾西の五目ごはん:1食
  • 尾西のきのこごはん:1食
  • グリコ カレー職人中辛:1食
  • 長期保存用小倉ようかん:6本

アルファ米は水かお湯を注いで作れる。

白飯とカレーを組み合わせることもでき、ようかんは調理せずに食べられる。災害時に糖分とエネルギーを取りやすいのも利点だと思う。

公式表示から計算すると、セットに入っている食料は合計約2,047kcal。

計算は次のとおり。

  • 白飯:366kcal
  • 五目ごはん:377kcal
  • きのこごはん:362kcal
  • カレー:108kcal
  • ようかん:139kcal×6本=834kcal

合計:2,047kcal

非常時の必要量は年齢や体格、活動量によって変わるため、一律には決められない。

ただし、これを1人で3日間食べると、1日平均約682kcal。3日分の食事としては十分とは言いにくい。

普段から食べている缶詰やレトルト食品、栄養補助食品なども追加した方がいい。

保存水は2リットル。3日分には足りない

セットに入っている保存水は、500ml入りが4本。

合計2リットルになる。

政府広報では、災害への備えとして水を1人1日3リットル、食品を最低3日から1週間分用意することが望ましいとしている。

3日分なら、

3リットル×3日=9リットル。

セットの2リットルだけでは、目安より7リットル少ない。

さらにアルファ米を作るためにも水を使う。

このセットには10リットルの折りたたみ式ウォータータンクが入っているが、最初から水が入っているわけではない。

ウォータータンクは給水を受けるときには便利だが、断水してから水を入れようとしても遅い可能性がある。

そのため、自宅には別に飲料水を備蓄しておく必要がある。

エアーマットや衛生用品も入っている

食料やライトだけでなく、避難生活を想定した用品も入っている。

主なものは、

  • エアーマット
  • アルミブランケット
  • ホイッスル
  • 携帯洗濯セット
  • 10リットルウォータータンク
  • 長期保存ボディタオル
  • 長期保存ウェットティッシュ
  • シャンプーウェット手袋
  • 歯ブラシ
  • 目隠しポンチョ
  • 救急セット
  • 非常用トイレ
  • 携帯用おしり洗浄器

エアーマットは約195cmのロングタイプで、冷たい床へ直接寝るのを避けられる。

目隠しポンチョや携帯用おしり洗浄器まで入っているのも、実際の避難生活を考えた内容だと思う。

39点という数字だけで判断しない方がいい

防災セットを選ぶとき、つい「何点入っているか」を見てしまう。

ただし、点数が多ければ十分とは限らない。

このセットにも非常用トイレは入っているが、3枚セット。断水が数日続くことを考えると、追加しておいた方が安心だ。

ほかにも、次のようなものは自分に合わせて追加する必要がある。

  • 飲料水
  • 追加の食料
  • 簡易トイレ
  • 常用薬
  • 予備の眼鏡やコンタクト用品
  • 下着や靴下
  • 現金
  • 身分証明書などのコピー
  • 乾電池
  • 普段使っているモバイルバッテリー
  • 季節に応じた防寒用品や暑さ対策用品
  • 女性用品や乳幼児用品
  • ペット用品

必要なものは、その人の年齢、体調、家族構成、住んでいる地域によって変わる。

39点セットは完成品というより、自分用の防災リュックを作る土台として考えた方がいい。

防災リュックとは別に、枕元へスニーカーを1足

防災用品は、すべてリュックの中へ入れればいいわけではない。

俺は、普段から枕元にスニーカーを1足置いておくといいと思っている。

夜中に大きな地震が起きれば、窓ガラスや照明、食器などが割れて床へ散乱する可能性がある。

玄関まで靴を取りに行こうとして、裸足のままガラスを踏んでしまえば、その後の避難にも影響する。

内閣府や消防庁の防災資料でも、就寝中の地震に備えて枕元へ靴やスリッパを置く対策が紹介されている。

ただ、薄いスリッパでは鋭い破片を踏み抜く可能性がある。

できれば、靴底がしっかりしたスニーカーを用意したい。

災害用に特別な靴を買わなくても、履かなくなったスニーカーを1足置いておけばいい。

暗い中でもすぐ履けるように、ひもを緩めておく。ほこりが入らないよう袋や箱へ入れ、懐中電灯も一緒に置いておけば、夜間の避難に備えられる。

防災リュックが玄関にあっても、そこまで安全にたどり着けなければ持ち出せない。

枕元のスニーカーは、防災グッズの中身より先に、自分の足を守るための備えになる。

リュックに余裕があるのは長所。ただし重さには注意

商品ページでは、防災用品をすべて詰めてもリュックの約3分の1に余裕があると説明されている。

自分に必要な薬や衣類、追加の食料などを入れられるのは長所だ。

ただし、セットだけですでに約5.4kgある。

不足している水をすべてリュックに追加すると、かなり重くなる。

目安の9リットルまで水を追加した場合、現在の2リットルとの差は約7リットル。水だけで約7kg増えるため、単純計算では合計約12.4kgになる。

実際には、避難時に背負って持ち出す物と、自宅で生活するために保管する備蓄を分けた方が現実的だ。

  • リュック:避難時にすぐ持ち出すもの
  • 自宅備蓄:水、追加の食料、簡易トイレなど

すべてを1つのリュックへ詰めればいいわけではない。

このセットが向いている人

Defend Future Relief2が向いていそうなのは、

  • 防災用品をまだ何も用意していない人
  • 何を選べばいいか分からない人
  • 一つずつ買い集めるのが面倒な人
  • 最低限の持ち出し用品をまとめて準備したい人
  • 購入後に自分用の用品を追加できる人

反対に、すでに水や食料、ライト、ラジオなどを持っている人は、必要なものだけ個別に追加した方が安く済む可能性がある。

まとめ|最初の防災セットとしては便利。ただし買って終わりではない

Defend Future Relief2には、ライト、ラジオ、非常食、保存水、エアーマット、衛生用品などが一つのリュックにまとめられている。

防災用品を何も持っていない人にとって、一から全部選ぶ手間を減らせるのは大きい。

一方で、付属する水は2リットル。食料も3日分として十分とは言えず、簡易トイレなども追加した方がいい。

この商品を買えば防災が完成する、というわけではない。

ただ、何も用意していない状態から、最初の一歩を踏み出すためのセットとしては分かりやすいと思う。

買ったあとに一度中身をすべて確認する。

ラジオやライトを実際に動かす。

自分に足りないものを追加する。

そして、すぐ持ち出せる場所へ置いておく。

防災セットは、持っているだけではなく、必要なときに使える状態にして初めて意味がある。

※価格、セット内容、在庫状況は変更される可能性があります。最新情報は公式商品ページでご確認ください。

参考資料

Defend Future公式オンラインストア
https://store.defend-future.net/products/dd-ek01rlf2

政府広報オンライン「災害に備えた家庭備蓄のポイント」
https://www.gov-online.go.jp/useful/202407/video-286084.html

内閣府「地震に備える」
https://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h28/83/special_03.html

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